お手軽デッキ②【解放者(ガルモール)】
また今回も比較的にお手軽で組めてそこそこ遊べるようなデッキをデッキレシピと共にご紹介します。
(Twitterのアンケートにお答えして下さった方々、ご協力ありがとうございました。)
まずはデッキ内容について
※究極超越発売1週間後辺りに揃えました
(Gゾーンは基本的に「ほぼ使う」または使う可能性が高いもののみを採用しています。
また、カードの単価は店舗や時期によって異なりますのであくまでも目安程度の認識でお願いします。)
今回ご紹介するのは双闘しない方の解放者こと【ガルモール】です。
構築にかかる費用が5000円くらいの割にはデッキを回しまくる事や高パワーでぶん殴る事などの楽しさをしっかり感じることが出来ます。
このため、「お値段の割には結構遊べるデッキ」なんじゃないかなと自分は思っています。
お手軽に組んでさっさとVGを始めたい!遊びたい!みたいな人に自分的にはとてもオススメです。(20面ダイスがあると初心者の方でもパワーなどがより分かりやすくなります)
それでは内容についての紹介です。
Gゾーン
《煌牙の黄金騎士 ガルモール》(2枚)
このデッキの主役となるGユニットとなります。
このカードの真価はGB2の効果でなく、もう一つの起動効果にあります。
簡単に言うとデッキトップ3枚から何かカードを出すちょっと不確定要素の効果です。
しかし、コストを支払える限りこの効果は何度でも発動することが出来る為、
後述の「山札からリアガードが登場した時~」などの効果を何回も発動することが出来ます。
その他のサポートカードを駆使してデッキの中のノーマルユニットをどんどん引き抜いてトリガー率をグッと上げられるのも魅力的です。
《暁天剣聖 グルグウィント・ヘリオス》(4枚)
このデッキのフィニッシャーです。
(CBが全く無い時に乗るGユニットでもあります)
簡単な条件でドライブチェックの枚数を増やすことが出来、
GB3では自身のパワーを最高+25000しつつこのユニットのアタックでは手札からG1以上のカードを出させない強烈な効果を持ちます。
流石にGガーディアンは出されちゃいますが、手札から完全ガードなどG1以上を出さずにパワー51000+ブースターのパワーを防ぐことは手札以外の場所から完全ガードが飛んでくるってことが無い限りそう簡単には出来るものではありません。
ただし、パワーとガード制限はあってもクリティカルは増えないのでヘリオスに乗るタイミングはよく考えましょう。
《黄金獣 すれいみー・フレア》(2枚)
リアガードを1枚デッキに戻すというコストはありますが高い確率で25000~30000ガードをCBもソウルも使わずに叩き出せる優秀なGガーディアンです。
デッキに戻したいカードも何種類かありますのでそれを予め盤面においておけばこのカードのコストとしてデッキに戻せたり、デッキの中のトリガー率を上げることが出来たりします。
《聖天祈祷師 レイア》(1枚)
簡単な条件で20000ガードになります。
《エアーエレメント ラクトーム》(1枚)
手札の必要ないカードを捨てて次のターンに必要なカードや超越コストを引き込みます。
《癒しの真・解放者 エルリーゼ》(1枚)
コストも必要だしすれいみーフレア同様にガード値が不確定ではありますが、
ガードしつつ自分の盤面のカードを増やすことが出来ます。
これで次のターンに使うアタッカーとかを引き当てられたらかなり強いと思います。
メインデッキ
グレード3×4枚
《閃牙の解放者 ガルモール・エクセル》(4枚)
このデッキの主役となるグレード3。
超越時効果は特定の名称に超越した時に盤面を一気に2枚まで増やすことが出来るそれなりに良い効果ですが、ヘリオスに超越した時には使うことが出来ないので気を付けましょう。
GB1の効果はターン終了時に盤面の解放者2枚をデッキに戻して手札1枚に変換するというちょっと割に合わなさそうな効果ですが、
・必要ない解放者を手札に変換できる
・重要なアタッカーなどをデッキの中に避難させることが出来る
と考えるとありがたい効果だと思います。
ただし戻るのはデッキの一番下のため次のターンにまた盤面に出すには少し工夫が必要となります。
また、グレード3を4枚しか入れない理由なのですが、他のG3に乗っても良いこと無く、
その空いた枠でデッキを回すのに必要なカードを入れたりした方が良いと感じたからです。
グレード2×11枚
《寡言の解放者 ブレンニウス》(4枚)
このデッキにおけるメインアタッカーその1。
《煌牙の黄金騎士 ガルモール》で挙げた「山札からリアガードが登場した時~」カードです。
ヒット時にダメージゾーンのカードを1枚表にする効果は重複するため、
回り始めた時には結構なパワーを出しつつ「ヒット時ダメージ6枚表!」なんて状態になったりすることがよくあります。
コスト回復も狙えるメインアタッカーのため4枚採用です。
《誓いの解放者 アグロヴァル》(4枚)
GB前から使える強力カードでありこのメインデッキ内で最高価格のカード。
CB1で解放者のリアガードを増やすことが出来、ブレンニウスや後述の盤面に置いておきたいカードであるブルーノや、超越コストの代わりになるいーずがるなどを掘り当てつつ序盤から積極的に殴りに行くことが出来るようになります。
そのため、これが使えると使えないとでは序盤の戦いやすさが大きく変わるため重要なカードとなります。
ただしCBを使い過ぎても良くないので気を付けたいところです。
上記のことからとても優秀なため4枚採用です。
⦅王道の解放者 ファロン⦆(3枚)
アタック時に単体12000になるよくある互換です。
超越までにダメージを詰めれば詰めるほど後々楽になるのでG2の段階から要求値を高く取りやすいファロンを採用しました。
必要無いと感じた場合は、
高い爆発力を持つ⦅曇天の解放者 グライント⦆やG2バニラなどに変えてしまって良いと思います。
グレード1×17枚
⦅曙光の騎士 コルボドゥク⦆(4枚)
超越コストです。
採用しているグレード3の枚数が4枚のみで超越コストに不安があるため解放者ではありませんが4枚採用です。
⦅解放者 インプループ・ファルコン⦆(4枚)
完全ガードの効果を持つ守護者です。
ドロップゾーンで発動する効果が大変優秀で、ブレンニウスなどのデッキからカードが出たら発動する効果を持つカードをより活かしやすくなります。
また、呪縛されたカードも戻せます。
完全ガードにはCC1してくれるカードもあるのですが扱いやすさを考え、こちらを採用する事にしました。
⦅いーずがる⦆(3枚)
盤面にいると超越コストの代わりにもなってくれます。
コルボドゥクだけでも超越コストが少し不安な点が残っており、それをコストが必要とはいえ補ってくれる為採用です。
超越コスト代用効果はGBではない為、序盤から盤面に投げつけても超越コストとして機能出来るので序盤の攻めもそれなりにやりやすくしてくれます。
⦅理力の解放者 ゾロン⦆(2枚)
デッキから出て来るとそのまま自身をソウルに入れてさらにデッキトップ3枚から1枚だけ解放者をリアガードに出してくれます。
デッキからカードを出す回数を水増ししてくれながらソウルを増やしてくれるため決まると強力です。
これの枚数について悩むことが多かったです。
他のカードに枠を回すこともアリだと思いますので使ってみて色々変えてみてください。
《五月雨の解放者 ブルーノ》(4枚)
このデッキのメインアタッカー兼ブースター。
ブレンニウスやグライントと同様にデッキから何かリアガードへ出るたびにパワーがモリモリ上がっていきます。
G4ガルモールやゾロン、インプループファルコンや後述のきゃっちがる、コエルなどを使ってどんどんパワーを上げて高パワーを叩き込んでやりましょう。スタンドトリガーを捲れば更に良し。
前列に置いてそのまま殴るだけでなく、ブレンニウスの攻撃をよりヒットさせやすくするためにブレンニウスの後ろに並べたり、グルグウィント・ヘリオスの攻撃をガード困難にさせるためにV裏に置いたり~と使用用途は様々です。
役目が多いため4枚採用です。
グレード0×18枚(トリガー:★4:醒8:治4)
《早天の騎士 コエル》(2枚) FV
結束という条件でデッキトップ3枚から何か1枚リアガードへ出してくれます。
起動効果のため、ブルーノやブレンニウスを盤面に置いてから使えて非常に使いやすいのでFVはコエルを採用しました。
引いても何かしらの効果で盤面に出しても腐りにくいため少し多めに採用しています。
実際もっと多くても良いと思いますのでゾロンの枠をそのままこちらに回すのもアリだと思います。(多分その方が強いです。)
《雄視の解放者 バルブトルック》☆(4枚)
デッキの中には「青き炎」名称のカードは1枚も入っていないので効果自体は別に何も気にすることはないのですが、デッキから出てきた時にデッキへ戻ってくれます。
中盤辺りにデッキトップ3枚見て何か1枚出す効果を使った際に「3枚とも全部トリガー!トリガー率下がるし何も出したくない・・・」って事が何度もあったので、
盤面に出せて且つトリガー率を下げることのないこのカードを採用しました。
正直クリティカルトリガーを全部抜いてヒール以外すべてスタンドトリガーにするのも強いと思いますが、相手が4点の時にヴァンガードでアタックしても余裕そうにノーガードって言われるのが嫌だと思ったのでクリティカルトリガーを4枚入れています。
トリガー配分がバレると相手のガードの切り方にも影響してくるので日によってトリガー配分を変えたりしてみるとよいと思います。
《きゃっちがる・解放者》醒(4枚)
このデッキの潤滑油みたいな存在です。
デッキから出てくると自身はデッキに帰りつつデッキトップ3枚から同名以外の何かを1枚コールします。
これを上手く使ってリアガードのコール回数を水増しさせます。
また、種族が《ハイビースト》のためついでにG4ガルモールとシナジーもあってとても優秀な1枚ですので迷わず4枚採用です。
《ギガンテック・リンガー》醒(2枚)
デッキに戻りつつドローしながらパワーも上げる優秀な1枚。
解放者ではないのが惜しいところですが使う場面はかなり多いと思います。
《ルーンバウ》醒(2枚)
デッキトップから何か出す《ハイビースト》です。
たまに起爆剤として使います。
お好みでギガンテックリンガーへ変えてしまっても良いと思います。
《解放者 ジャギー・ラビット》治(4枚)
コスト回復が出来るヒールトリガーです。
《採用候補》
《曇天の解放者 グライント》
デッキ内容紹介の時に挙げたので省略します。
《朝明の騎士 ホルサ》
解放者ではありませんがブルーノよりもお手軽に爆発出来、
ブレンニウス単体のパワーも更に上げることが可能です。
しかし、解放者ではないのでガルモールエクセルやアグロヴァルの効果で出せなかったり使いにくい点が目立ってしまったため僕はこれを抜いてブルーノにしました。
ゾロンの枠をこれに変えるのはかなりありだと思います。
《動き方》
基本的に先に超越したいデッキのためライド破棄、再ライドを駆使した動きを行います。
超越までは自分のダメージ枚数と相談しながら、超越コストを残しつつ無理のない程度に攻めます。
→いーずがるがいる場合は自分がダメージを2点以上受けている時に限りどんどん盤面に出して全力でダメージを詰めに行きましょう。(G2へのライド破棄を行った場合と序盤から除去を行ってくる相手の場合は除く)
→アグロヴァルはCBを使うので自分の手札の超越コストと受けているダメージと相談して使いましょう。
初回超越は基本的に《煌牙の黄金騎士 ガルモール》へと乗ります。
ブレンニウスやブルーノを盤面に置き、ガルモール自身の効果やインプループファルコン、ゾロン、きゃっちがるなどデッキからカードを出す関連の効果を上手く使いパワーを上げまくって全力で相手のダメージを4点または5点になるように攻めましょう。
また、ブレンニウスのアタックがヒットしてコスト回復効果が発動した場合は2回目以降の超越の選択肢が増えます。
GB2以上での超越の場合
・相手のダメージが4点以上でデッキの中にクリティカルトリガーが残っている場合
⇒フィニッシャーであるグルグウィント・ヘリオスに超越
ヘリオスの効果はG1以上のガードを投げさせない効果のため、一部のデッキを除いて完全ガードは飛んでこないのでパワーを上げれば上げるほど強力なものとなりますのでリアガードを5枚並べてヴァンガードのパワーを上げまくってやりましょう。
ドロップにインプループファルコンが何枚か落ちている場合はV裏へブルーノを置くことでヴァンガードのパワーをより強力にすることが出来ます。
・相手のダメージが4点でデッキの中にクリティカルトリガーが残っていないけどCBとソウルが何枚かある場合
⇒G4ガルモールに超越
クリティカルトリガーがデッキの中に無い以上、ヘリオスのアタックがヒットしてもあまり意味はない為、リアガード単体のパワーを上げる動きが出来るガルモールに超越し、スタンドトリガーで攻めます。
G4ガルモールのGB2の効果でドロップから好きなカードを1枚戻せるのできゃっちがるやゾロン、コエルなどその時に合ったカードを戻してリアガードのブルーノやブレンニウスのパワーをより上げやすくしてやりましょう。
・相手のダメージが5点の場合
⇒グルグウィント・ヘリオスに超越
6点ヒールは除いて1回でもヴァンガードへの攻撃がヒットすれば勝ちですのでガード制限での高パワーを出せるグルグウィント・ヘリオスに超越します。
こちらもインプループファルコンが使える場合はブルーノと組み合わせてより高いパワーを叩き込んでやりましょう。
大まかな動きは以上です。
今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。
ヴァンガードは最近デッキを組むにもやたら高くついてしまい、手を付けにくいのですが
身内とかで遊ぶくらいならこういった安くて面白いようなデッキを使うのも良いんじゃないかなと思います。